2012年04月13日

北朝鮮のミサイルをどう迎え撃つか 1

今日のニュースは北朝鮮のミサイル発射(衛星打ち上げ?)でもちきりだけど、

まあ失敗に終わってよかったという感じでしたな。

でも、北朝鮮のミサイルでテポドンより射程距離の短いノドンでほぼ日本全土

を射程に収めているんだから、もしミサイル攻撃されたら、たとえ核弾頭を積んで

なくても被害は甚大なんてもんじゃないだろうね(特に大都市に落ちた場合)。


その北朝鮮のミサイルにどう対抗するかなんだけど、

1、日本も弾道ミサイルをもって抑止力とする

2、ミサイル防衛システムで撃ち落とす

3、ミサイル発射基地(車両)を戦闘機で爆撃・叩き潰す

というのが挙げられる。


2・3はセットのようなもので、ミサイル防衛としてよく語られているけど、

その前に不満なのが1の方で、日本って弾道ミサイルもってないじゃん!

弾道ミサイルとは、まあ長距離ミサイルと考えてもらえばいいけど、

抑止力がなかったらそのうち本当に打ち込まれますよ。

もし東京が狙われたら(その可能性は高い)、核弾頭なしでも被害は

東日本大震災の比じゃないんですよ。

核保有の議論の前に射程がテポドン級の弾道ミサイルをもつべきだ。

技術的には宇宙ロケットとほぼ同じなんだから、開発はそう難しくないはず。

たとえ話だけど、ピストルを作る能力をもっていることと、ピストル自体を

もっていることとは違うはずだ。

第一、作る能力だけなら急な事態に対処できない。

さらに、精度のいい弾道ミサイルがあれば、それで相手のミサイル基地(車両)を

叩くことも可能なのに。


とにかく、ミサイル防衛のことばかり語られて、抑止力・反撃能力である

弾道ミサイルの保有が全然語られていないのが不満でしょうがない。


憲法がなんたらかんたら・・・・っていうやつに言ってやりたいけど、

「憲法守って国滅ぶ」ぐらいなら「憲法破って国守る」方を私は選びますよ。


(次回はミサイル防衛について)






Posted by 古恵良 元 (こえら はじめ) at 22:42│Comments(0)
 
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