2011年12月19日

金正日が死んだ・・・北朝鮮問題

今日、北朝鮮の国営報道機関が最高指導者の金正日(キム・ジョンイル)の

死亡を伝えた。(事前に重大な発表があると報道してたらしい)

70歳ぐらいらしいのだが、まあ日本人を拉致するは、核兵器を開発するは

ろくな奴じゃなかったけど、北朝鮮はひとつの時代が終わったと言える。

ただし、日本は拉致問題は解決していないし、北朝鮮のミサイルは日本を100%

射程に収めているので油断できないことは変わらないんだけど。

さて、問題は後継者の金正恩(キム・ジョンウン、27歳)だ。

金正日の三男で母親は帰還在日朝鮮人なのだが、はっきり言ってこの人物のことを

誰もよく知らないのだ。

(←韓国・日本・アメリカ等の政府機関、マスコミはもちろん、おそらく北朝鮮の人間も)

わかっていることは青年期にスイスの国際学校に通っていたことぐらいなのだ。

最高指導者の後継者として正式に発表されたことはないし、まだされていないんだけど、

もう北朝鮮の人間が忠誠を誓う姿が報道されているぐらいだから間違いないだろう。

これからの事として、最高指導者として世襲継承はうまくいくかだが・・・

・・・問題なくうまくいくと思う。

北朝鮮政府の人間や軍人(まあ、支配者層だよ)にとってそれが一番保身的都合がいいし、

北朝鮮人民も含めた反政府運動が盛り上がってるなんて聴かないもん。(←少しはあるらしい)

となると何が一番懸念されるかというと、やっぱり27歳という若さだと思う。

27ってまだまだ血の気の多い歳だぜ。

父親の金正日はミサイルの射程を長距離化したり、核兵器も開発したりと軍事開発には

熱心だったけど、中高年から初老の歳で、健康にも問題があったから本格的な軍事攻撃や

侵攻をするほどの気力があったとは思えないけど、これからは違うぞ。

伝えられる金正恩の性格は結構強気らしいことを考えれば、

韓国や日本に対する軍事的な攻撃にでる可能性は
以前より格段に高くなったと言える。


北朝鮮の動向を注視することと、日本の軍事的備えはしっかりしなくては。

北朝鮮の問題は何かあればまた書きますので。

なお、北朝鮮の問題を得意としてる雑誌としてSAPIO(サピオ、小学館)がありますので、

興味のある人は読んでみてください。







Posted by 古恵良 元 (こえら はじめ) at 18:58│Comments(0)
 
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