2011年12月18日

TPP断固反対その5 ~日本は内需立国~

TPPは貿易および外国との経済協定なわけだけど、

ちょっと前まで、日経新聞を中心とした連中は「日本輸出(貿易)立国だー」

を連呼してTPP加盟を推進していたんだけど、最近これはトーンダウンしたね。

これは経済評論家の三橋貴明氏(←ネットおよび書籍の世界では結構有名)の

日本は内需立国であるということを統計数値をもちいた手法で論陣を張ったこと

が功績大だね。

ちなみに、総務省統計局2009年の対GDP比輸出依存度(国内経済規模と輸出額の比較)

によると
             輸出依存度      

     シンガポール 151.8%
     マレーシア    82.1%
     タイ        57.5%
     アイルランド   51.0%
     韓国       43.4% 
     スイス      33.7%
     ドイツ       33.6%
     チリ        31.8%
     メキシコ     26.3%
     中国       24.5%
     カナダ      23.4%
     インドネシア   22.1%
     イタリア     19.2%
     フランス     17.9%
     トルコ       16.6%
     イギリス     16.3%
     日本   11.4% 
     ブラジル      9.7%
     アメリカ       7.4%

・・・・・どう考えても日本は輸出立国じゃないだろ、完全な内需立国だよ。

貿易中継国のシンガポールはともかく、本当の輸出立国っていうのは

タイ・韓国・ドイツのことだろ。

私が言いたいことは、日本は貿易に力をいれても国内経済は良くならないし、

本当に景気回復をめざすなら内需を盛り上げないといけないってこと。

自分が政治家になったらその自信はかなりありますよ・・・そのための構想に

結構時間をついやしたからね。

大体、輸出依存度が高いにもかかわらずタイ・韓国が環太平洋なのに

TPPにはいってないじゃん。

結局これらの国々はTPPはデメリットのほうが大きいと判断したわけだ。

   
     




Posted by 古恵良 元 (こえら はじめ) at 15:06│Comments(0)
 
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