2011年11月26日

TPP断固反対その2 ~非関税障害の撤廃~

非関税障害とは・・・・関税以外の方法で貿易を制限すること

つまり輸入国の国内の社会制度がつぶされる、あるいは協定違反になってしまうことが

あるのだ。

たとえば、輸入食料品の食品添加物・残留農薬・遺伝子組み換えに対する日本国内の

食品安全審査システムが非関税障害であるからダメだとなる可能性が高い。

それ以外にも各種補助金や社会慣習などが協定違反だということになりかねない。

そもそもアメリカとオーストラリアなら言語も同じだし、文化・慣習も似たようなものだから

いいかもしれないけど、日本とアメリカは言語も文化・慣習も違うからその軋轢はそうとう

大きいものになると思うぞ。

日本語での表記などが非関税障害になる可能性もお忘れなく。

非関税障害の撤廃が日本国内の法律や社会制度を解体することは確実で、はっきり言って

国家主権の侵害だね。

「国家なんていらなーい」ていう人はTPP加盟賛成でいいんだろうけど、私は国家は必要だと

考えているのでTPP加盟反対なわけですよ。(←これがTPP問題の要点かな(笑))



Posted by 古恵良 元 (こえら はじめ) at 18:16│Comments(0)
 
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