2011年11月12日

TPP断固反対その1 ~例外なき関税撤廃~

昨日(11/2)野田首相がTPP(トランス・パシフィック・パートナーシップ=環太平洋経済連携協定)

について「交渉参加に向けて関係国と協議に入る」と発表したな・・・・「交渉に参加する」とは

明言しないで「交渉に入るための協議に入る」ってあいまいすぎだろ!

まあ、野田さんらしいけど・・・・なんか昔の自民党政治家みたいだな。

でも、ほとんどの人にとって「TPP・・・・ってなに?」という感じなんだよな。(←実際、前の

職場で言われた)

TPPは貿易に関する(つまり輸出とか輸入とか)の協定なんだけど、「なーんだそれなら昔も騒いで

なかったけ?ガット(GATT)とかWTOとか牛肉・オレンジ自由化とか」と思う人も多いだろうけど、

簡単に言えることは、今までの貿易協定とはとてつもなくレベルが違うということ。

すべての輸入品の関税率が0%だぞ!

例外なしの関税撤廃とはそういうことだ。

大体、関税自主権を自ら失って、独立国といえるか?

はっきり言って、日本の農業は壊滅するね。

それに製造業でも日本国内の雇用はかなりが消えると思う。

だってTPP参加表明国にはベトナムのような日本よりはるかに賃金の安い国が含まれるもの。

ベトナムからの外国企業の輸入品に勝てない、もしくは日本企業の工場がベトナムに移転して

日本に輸出するかのどちらかだね。

これまで言ったことはほんの序の口。

TPPを貿易協定と言ったけど、正確に言うと貿易も含む経済協定なんだよな。

TPPの問題は経済すべてにおよぶと言ってもいい。

この問題は次回もやります。



Posted by 古恵良 元 (こえら はじめ) at 20:40│Comments(0)
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